TORTalism

映画・小説・英語・音楽など好きなことをつづるブログ

『ズートピア』ネタバレ感想と評価 『ゴッドファーザー』好きも必見!

『アーロと少年』以来のディズニー系映画だったのですが、いやはや。これは傑作ですね! ディズニーの底力を見た、と思いました。

 

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おすすめ度 ★
ディズニーの本気度 
映画好きの心をくすぐる度 ★☆

 

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ディカプリオ『レヴェナント』ネタバレ感想と評価/ダークソウルだ!

レオナルド・ディカプリオがとうとうオスカーを射止めた『レヴェナント: 蘇えりし者』を観てきました。

 

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総合評価:★★★★☆
ダークソウル度:★★★★☆
こんな死に方はいやだ度:★★★★★
ディカプリオ切れ度:★★★★★


あらすじ:アメリカの西部開拓時代に実在した罠猟師ヒュー・グラスの半生と、過酷なサバイバルを描いた映画。熊に襲われて重傷を負い、仲間に見捨てられたグラスは復讐を誓うが、彼を極寒の大地が襲う。

 

監督: アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
脚本: マーク・L・スミス、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演:レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディ、ドーナル・グリーソン、ウィル・ポールター
音楽: 坂本龍一、アルヴァ・ノト

 

キレキレなディカプリオ

ここ最近、『ジャンゴ』『シャッターアイランド』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』など、ディカプリオって「うー!うー!」ってうなりながらぶち切れる役が多かったと思うんだけど、ひときわ切れていらっしゃいました。ついにアカデミー賞を穫ったのもあの激しさがあってこそ。でもちょっと過剰な気もします。もちろんそこは監督の判断なのだけど。

 

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監督といえば、イニャリトゥということもあって、ある種の霊性を強く持った文学的作品にも見えるのだけど、これは素直にエンタメとして楽しんだ方がいいのでは?と途中から思いました。もともとイニャリトゥはすごく好きな監督なのですが。

 

『レヴェナント』撮影トリビア・エピソード

 

自然光へのこだわり

 

・撮影はすべて自然光のもと行われたーーあるシーンを除いて。それは夜間のたき火のシーン。風に火があおられて撮影に支障が出たため、電球をたき火の周囲に配置して、その明かりを利用したそうです。「人工の光を使ったのはそのときだけだね」とのこと。

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映画『スポットライト 世紀のスクープ』ネタバレ感想と評価・実話事件のその後

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必見。実話だけに大変、力のある作品でした。「スポットライト」チームが、事件と教会を追いつめる迫力あるドキュメンタリーとしての側面、法廷の駆け引き、いまだに虐待が続いていることを示す、子供たちの姿。ちょうど9/11が起きて、人のよりどころとなった教会と、そこへ集う良心的な人々。この事件の全容の複雑さと大きさ、そして闇の深さに、呆然としてしまう面もあります。いろいろな人が観るべき一本だなと思いました。

 

あらすじ

 

2001年の夏、ボストン・グローブ紙に新しい編集局長のマーティ・バロンが着任する。マイアミからやってきたアウトサイダーのバロンは、地元出身の誰もがタブー視するカトリック教会の権威にひるまず、ある神父による性的虐待事件を詳しく掘り下げる方針を打ち出す。その担当を命じられたのは、独自の極秘調査に基づく特集記事欄《スポットライト》を手がける4人の記者たち。大勢の神父が同様の罪を犯しているおぞましい実態と、その背後に教会の隠蔽システムが存在する疑惑を探り当てる。

 

監督:トーマス・マッカーシー

音楽 ハワード・ショア

受賞:アカデミー賞 作品賞、脚本賞

出演者:マーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス、リーヴ・シュレイバー、ジョン・スラッテリー、スタンリー・トゥッチ

 

予告編

 

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新ブログ作りました。

 

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ゆるゆると更新しようかと。 

 

「マイルで100の世界遺産!旅行記」というブログを運営して2、3ヶ月になるんだけど、あちらはマイルと旅行情報に特化させることにした。特化ブログのため、それなりの情報の質とコンテンツがないと書けないし、ほとんど素の自分は出せないので、もっと気楽に書きたい!という気持ちがあって、新たに作りましたw

 

 

好き勝手な雑記とか、映画レビューはこっちにまとめていこうかなー、と思っています。よろしくお願いします!